TONEX ONEでボードを組んでみる

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ギター機材

暑い日が増えてきていよいよ夏本番といった今日この頃
皆様、快適なギター/ベースライフをお過ごしでしょうか??

僕は普段KEMPER+HX STOMPという構成でライブやリハーサルスタジオに行くのですが、それと並行して使用しているのがTONEX ONE
(TONEX ONEのレビューも書いておりますので是非ともご覧ください。)

御呼ばれのセッションや小さなライブハウスでの演奏ではTONEX ONEをお供にする事が多くなりました。
小さくて、音も良くて、取り回しの良いTONEX ONEですが、その構造上音色的には2個までが限界です。

バッキング用とソロ用 or バッキング用とクリーン用 etc…..
これで十分といえば十分なのですがやっぱりソロはワウ踏みたかったり、クリーンではちょっとブースター掛けたかったり…..

そこで今回は、簡単なボードをTONEX ONE用に組んでいきたいと思います!

Q、ボードってどういう風に組んだらいいの?
Q、ここがもう少しこうなればいいのに・・・・
Q、これどうやって使うのが正解なの?


的な疑問も解決しちゃうかも!?


今回のボード作成で使う機材

今回使うのは上記画像の機材です。
空間系などのエフェクターは一切使用せず 
TS系、ワウ、チューナー、ループスイッチャー、パワーサプライそしてTONEX ONE
この6点をこのエフェクターボードに組んでいきます。

パッチケーブルはFree The Toneのソルダーレスを採用。
DCケーブルは 3本はオヤイデのDC-3398 LL、2本は手持ちにその長さのDCケーブルが無かったのでパワーサプライに付属してきたDCケーブルをそのまま使用します。

IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / TONEX One

今回のボードの主役です。
過去に何度か記事も書いておりますので、説明は是非ともそちらをご覧ください!
2024年 新発売 TONEX ONE レビュー 巻ノ1
2024年 新発売 TONEX ONE レビュー 巻ノ2

VITAL AUDIO ( バイタルオーディオ ) / POWER CARRIER VA-05 MkII

今回採用しているパワーサプライです。
VITAL AUDIO( バイタルオーディオ ) さんのパワーサプライはコスパが非常に高く、今回動作させるエフェクターの動作電力も余裕!
アイソレートされているのでデジタルエフェクターであるTONEX ONEとほかのアナログエフェクターのノイズ問題は楽々クリアーです!
(パワーサプライについての記事も書いていますので是非ともご覧ください。)

OYAIDE ( オヤイデ ) / DC-3398 LL/0.5

僕が電源ケーブルの中で非常に信頼性しているのがOYAIDE ( オヤイデ )電気さんのDCケーブル
先に断っておきますが、VITAL AUDIO( バイタルオーディオ ) さんのパワーサプライに付属しているケーブルが悪いという事ではないです。むしろ長くて非常に助かっています。実際ノイズなんかも一切なかったし・・・・

ただそれでもOYAIDE ( オヤイデ )電気さんのDCケーブルはすごい
エフェクター、特に歪系のペダルは音の抜けが一段良くなる気がします。勿論プラシーボと言われるとそうなのかもしれませんしいち個人の意見ですが、、、
電源周りはある程度信頼のおけるメーカー様の製品を選択しておくと
ノイズなども減りますし、何よりトラブルを未然に防ぐ事が出来ます。

Free The Tone SL-4L-NI-10K

Free The Tone 様といえばあの超有名なメーカー様
エフェクターにケーブルとギター/ベース業界で名前を聞かない日は無いぐらいめっちゃ有名なメーカー様

そんなFree The Tone 様のソルダーレスパッチケーブルを今回は採用
ソルダーレスケーブルはその名の通り、ソルダーレス(はんだ無し)で作成が可能。
プラグ部とケーブルの接続にハンダ付けが不要なので、手間を掛けず好きな長さのケーブルを製作できます。ケーブル自体は細身であることが多く、取り回しが良いのも特徴ですね。

今回のボードはループスイッチャーを置きたいのでパッチケーブルの長さがまちまちなので
長さをその都度変えれるソルダーレスケーブルにしました。
Free The Tone様のケーブルは非常にナチュラルな音質で、耐久性にも優れているので大好きです!

Ibanez ( アイバニーズ ) / TUBE SCREAMER MINI チューブスクリーマー

TUBE SCREAMER(TS系)のド定番。
もはや多くは語るまい……
TS系が大好きなので、ソロ用のブースターやクランチはこいつにすべて担ってもらいます。
音がぐっと持ち上がる感じが癖になってしゃーない!!

HOTONE ( ホットトーン ) / VOW PRESS ボリューム/ワウペダル

ちいちゃいエフェクターを多く展開するHOTONE ( ホットトーン )さんのペダルエフェクター
何とこの小さい筐体に、ボリューム、ワウ、ボリューム&ワウの3つモードを搭載。
重量もとても軽くて、ボードのスペース確保にも一役買ってくれています。
基本はワウモードだけを使いますが、時たまボリュームペダルとしても使用したいので今回組み込むことにしました。
(調べたら廃盤になっておりました・・・・

KORG PB-CS Pitchblack Custom

絶対にボードに入れたい一つがペダルチューナー。
その中でもKORGさんのチューナーは反応速度、視認性、耐久性、が非常に優れています。
このPitchblack Customは少し古いモデルですが、まだまだ現役で使えるので今回このボードに採用しました。

PROVIDENCE RX-L1

プロギタリスト、ベーシスト御用達のPROVIDENCE RX-L1
3つのトゥルーバイパスループと、3つの9V DCアウトを搭載したループスイッチャーです。ノンバッファーでプログラムもついていない扱い易いシンプルなモデルです。

実は少し前に中古で安くGETできたので是非とも使いたいが使うところが無い……
と行き場を考えていた時にTONEX ONE用ボード組もう⇒じゃあRX-L1も入れちゃおう!
となったので正直今回はこいつが組み込めてめっちゃうれしい所があります笑

MOOER ( ムーアー ) / Footswitch Hat Mixed FT-MX

この綺麗なおはじきみたいなのは、エフェクターのスイッチ部分に装着してスイッチをより踏みやすくする、その名もスイッチハット!!

お値段もお手頃で10個入っているので試してみる価値が大いにあります!
ライブ中などは踏み間違え防止にもなりますし、スイッチの保護にもなるので便利です。
自宅などではだしでエフェクターのスイッチを踏んでも痛くないというメリットもあります!
(機材の種類によっては装着できない機種もありますので、お気を付けください)

位置決めとパッチケーブルの取り回し

エフェクターを置きたい場所にとりあえず置いて、位置が決まればパッチケーブルを実際に配線して配置に無理が無いか確認します。(パッチケーブルを作成する工程はスキップします)

この時パッチケーブルがピンピンに突っ張らないかをしっかり確認するのと、配置に無理が無いか確認しましょう!

エフェクターの位置が決まればDCケーブルを接続して、ケーブルに無理が無いかも確認しましょう!

パワーサプライにひと手間

ひと手間というと大げさかもしれませんがパワーサプライをエフェクターボードに直接固定する場合、DCケーブルの端子がL字ですと、上記の画像の様に下側に配線を這わすという事が難しくなります。

そこでパワーサプライの下側に100均一などで手に入る堅いフェルトやコルクのコースターをいい感じのサイズに切って、パワーサプライ下に貼り付けます。

こうすることによってパワーサプライに高さが出来て、L字になっているDCケーブルも上記画像の様にボードに這わして配線することが出来ます。
フェルトやコルク、エフェクターの固定はすべてバリット君に任せています。


DC周りはノイズの原因にもなったりしますので、できるだけ綺麗に作成していきたいです。
(とか言ってますが僕は面倒くさがり+不器用なので上手にはあまりできていません笑)

配線を綺麗にするアイテム!

パッチケーブルやDCケーブルを配置できたら、次はケーブルの遊び部分を固定します。
見た目も綺麗になりますし、断線などのトラブルも未然に防げるのでお勧めです。

固定にはこのマウントベースとよばれる配線固定器具を使用します。
こちらはネットショップで見つけたマウントベースで、元から3Mの強力な両面テープが付いているタイプでした。数もめっちゃたくさん入っているのでお勧めです!

上記↑の画像の様に、パッチケーブルの遊び部分などを固定して、見た目も美しくなり、ケーブルが足に引っかかって断線、、、、なんてトラブルからともおさらばです!
マウントベースとケーブルはタイラップ等を利用して固定します。

下記↓のタイプですと、元からタイラップがセットになっていますので、どちらも持っていない方はお得に購入することが出来ますね!

完成!

完成ー!!!
この記事を読みながらボードを組んでいる方がいらしたらお疲れさまでした!
長時間座って作業していたのなら、一度休憩してからお楽しみの音出しタイムと参りましょう!

TONEX ONEを一番最後の離れた場所に配置したのは、TONEX ONEを取り外しやすくする為で、単機で利用したい場合取り外し安く&取り付けやすくしたかったのでここに配置しました。

ノイズなどのチェックも兼ねて一時間ほどこのボードで遊んでいたのですが、楽しくてつい肝心の音を収録するのを忘れておりました笑
一応ノイズも無く、すべてのエフェクターの動作もして、自分にしては結構満足のいく完成度だと思います!!

まとめ

如何でしたでしょうか?
TONEX ONE用ボードというと正直謎ですが、僕的TONEX ONEボードの現時点での解はこれかなといった所です。
空間系などを追加すればもっと表現の幅が広がって絶対に面白いのでが今はこのセットでしばらくやってみようと思います。

エフェクターボードをくみ上げていくのは意外と苦労がありますが、一つ一つ場所を考えながら丁寧に配置して、いざ組みあがったボードを眺めると何ともうれしい気持ちになりますよね!

是非ともこの記事を参考に自分のオリジナルボード制作にチャレンジしてみてください!

では!

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