エレキギターやエレキベースをアンプやオーディオインターフェース、ギタープロセッサー何かに接続する際に必ず必要になってくるケーブル、それがシールドケーブル!!
正直最初にケーブルの名前を聞いた時個人的に「めっちゃ強そう….」と勝手に思っていました笑
今となっては当たり前にその名前を使用していて、当たり前の存在ですが初心者様からよく頂く質問として「結局シールドケーブルって何ですか?何を守ってるんです??」ってよく聞かれます。
そして更に「どのシールドケーブルがオススメですか?」とも合わせてよく聞かれるので、今回はそんなシールド迷い子の皆様にオススメのシールドケーブルと、シールドケーブルってなんぞやという所を解説していきたいと思います!!
・シールドケーブルって結局なんなん?
・どういう仕組みになってるん?
・どれ買えばええの?
というお悩みもこの記事を読めば一発解決!!
結論。最初は普通のシールドケーブルを絶対買うべし!!
普通のシールドってなんやねん笑
とお思いでしょうが結論から言うと普通のシールドケーブル=何にでも使えるシールドケーブルになります。
世の中にはピンからキリまで様々な価格帯、メーカーが存在しますが中には結構特殊かつ金額もそこそこするケーブルも存在します。
あまりにも個性がありすぎるシールドケーブルは初心者様にはあまりオススメしにくいので
初めての一本目はオールラウンドにつかえて尚且つリーズナブル、いわゆるコスパ系シールドケーブルをご紹介したいと思っております。
ほな普通のシールドケーブルってどういうの?
普通のシールドケーブルは僕が考えるに
・ケーブル自体が柔らかくクセが付きにくく取り回しが良い
・音自体がフラットに出力される
・値段帯が2000円〜4000円 ぐらいで販売されている(3m)
この3点の条件が揃っているシールドケーブルが僕の思う普通のシールドケーブルになります。
では一つずつ紐解いて見ましょう!
ケーブル自体が柔らかくクセが付きにくく取り回しが良い
ケーブルが硬くクセが付くと何がダメかというと、一番の理由に断線につながる可能性があるからです。
シールドケーブルは基本的にこういう構造になっており、いくつかの被覆(シースや絶縁体)
が芯線を守る形になっており、どの部分も重要な役割を持っています。
超簡単に構造を説明すると 真ん中の芯線が+、外部導体(シールド)が-
芯線を外部導体(シールド)が外部からの色んなノイズをガードしているっていう構造です。
ケーブル自体が硬くクセがつきやすい素材ですと、シースがねじれたりしてシールド部分、及び芯線部分がもろくなり、最悪の場合断線に繋がります。
ブラグ部分が破損したり、断線した場合でしたら修理も容易なのですが、ケーブル上のどこかで断線した場合どこで断線したかわからないのでそのケーブルを使用し続けるのは結構危険です….
大切なライブで断線しているかもしれないシールドケーブルはトラブルの原因ですし、スタジオ練習時などでもメンバーに迷惑を掛けてしまいますし何より自分が一番ストレスを感じますよね。
このトラブルを防ぐ一番の方法は柔らかくクセの付きにくいシールドケーブルを選択するのが一番です!
音自体がフラットに出力される
シールドケーブルを販売しているメーカーははたくさんあり、各社様々なシールドを販売しております。
その中には独自のチューニングを施したシールドケーブルもあります、具体的に言うと
低音高音部分が少し協調されていたり、中音域が持ち上がっていたり、という具合に音に特徴があったりします。
勿論それを狙ってシールドを選ぶのはめちゃめちゃあり!! 僕もギターならこのシールド、ベースならこれ…と何本か使い分けています。
ですが初めての一本目で特色の強いシールドケーブルはあまり適していないと思いますので、フラットな出音のシールドをおすすめしたいです!
値段帯が2000円〜4000円 ぐらいで販売されている(3m)
これは超個人的な意見な部分なのですが、異常なぐらい安いシールドケーブルが売っていたりします笑
勿論それが全然使えないって訳では無いです が!!
プラグ、ケーブルは勿論、内部のはんだで固定してある部分もコストカットが絡んできますので、耐久性も微妙ですし、なにより安心感が無いです。
勿論2000円~4000円ぐらいのシールドなら絶対大丈夫って事は無いのですが、とりあえず外れが少ないというイメージです。
安いから買う⇒断線⇒また安いのを買う。。。。
という謎のループを繰り返すよりも有名メーカーのケーブルを使用した方が絶対いいです。
実は僕はギターを始めた頃この謎のループを繰り返していました、特に何も考えていませんでした笑
コスパの良いシールド
CANARE ( カナレ ) / LC03 BLACK シールドケーブル 3m
シールドを語る上で絶対外せないのが業務用音響機器の老舗CANARE(カナレ)さんのシールドケーブル。
僕が考える普通のシールドケーブルとしての条件をすべて完璧に満たしているケーブルです。
出音としては超絶フラットな出音で、どの音域も綺麗に出力してくれます。ノイズからも強いです!
ケーブル自体も柔らかくクセの付きにくい素材で、初心者様にも扱いやすい、、、
そして何より値段もお手頃で、上記のシールドばブラックですが、カラーバリエーションが豊富なので、是非とも一度チェックして欲しい!
RECスタジオやリハーサルスタジオ、ライブハウス等プロの現場でも多く使われており、信頼性の高いケーブルを物語っております。
断線しずらい、音もフラット、取り回しが良い、お手頃価格。
Made in Japanのキレイなケーブルを一度体験してみてください。
僕もリハーサルスタジオやライブなど外で使うケーブルはすべてCANAREを使用しています。
ちなみにケーブルを自作したりする時もCANAREで自作したりします。
完全自作では無いですがプラグをストレートタイプからL字タイプに換装する記事も書いていますので、是非ともこちらもご覧ください!!
MOGAMI ( モガミ ) / 2524 SL 3M Official Package
こちらも音響機器の老舗、MOGAMI ( モガミ )さんのシールドケーブルです。
こちらもMade in Japan
出音もフラットでクセの無いで出音、取り回しも良いケーブルで非常にバランスのいいケーブルになります。
official Package版はプラグ部分がノイトリック社のNP2 BAGシリーズになっており、確実な機器同士の接続が出来ます。
こちらも多くの現場で使用されているシールドケーブルで、愛用している人も高頻度でお見掛けします。
お値段もお手頃なので是非とも一度お試しください!
Fender(フェンダー) シールドケーブル Professional Series Instrument Cables, 10′, Gray Tweed
あれ?と思った方も多いかもしれませんが、ギターやベースで有名なあのFENDER ( フェンダー )さんもアクセサリーとしてシールドケーブルを販売しております。
忖度無しに言うとFENDERさんが昔発売していたシールドは使用するにはちょっと厳しい所がありました….
僕の言う普通のシールドと完全に真逆の普通じゃないシールドケーブルでした笑
ですが近年に発売されたFENDERさんのニューモデル、これが中々良いです!!
出音もフラットで取り回しも良く、ノイズも皆無で気持ちの良いシールドケーブルです。
プラグも剛性の高そうな感触で、ジャックにガツン!!と接続できて何処となく安心感があります。
カラーバリエーションも豊富なうえ、お値段もお手頃なので初めての一本にもお勧めしたいシールドケーブルになります。
まとめ
如何でしたでしょうか?
勿論ここで紹介した以外にもコスパの良いシールドケーブルはたくさんあります!
兎にも角にも 断線しずらい、音もフラット、取り回しが良い、お手頃価格。
この点を抑えておけば取り合えず安心かなと思います!!
是非ともこの記事を参考に、楽しくシールドケーブルを吟味してみましょう!!
ではまた!!
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