ギタースタンドの選び方完全ガイド!初心者必見のポイント!

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ギター機材

ギターを弾く際に必要な物といえば… ピック?シールド?アンプ?
もちろんそれらも大切なのですが、その中でも無いと意外と困ってしまう物…ギタースタンド!!

ギターやベースを弾いて少し休憩を…と思った際にスッと置けて大切なギターやベースをがっしり支えてくれるギタースタンド。

壁に立て掛けたり床にそのまま置いたりしてしまって大切なギターやベースを傷つけてしまったり、最悪の場合破損(ネックが折れる、ペグが曲がったりボディーが大きく凹んだり)に繋がりかねません。

リハーサルスタジオやライブハウスでは常用されているのでもはやあって当たり前な存在ですが、意外と個人的に持っていない方もいると聞いて個人的にびっくりしました。

そこで今回は数あるギタースタンド…どれを買えばいいんだろう…?という方に向けて
今回はギタースタンドの解説をしていきたいと思います!
ギタースタンドにお悩みの方、是非とも御覧ください!!

ギタースタンドの種類

ギタースタンドは大きく分けると 4種類に分けることが出来ます。
三脚式、ハンガータイプ、複数掛けれるタイプ、吊り下げ式 

良いところもあればイマイチな所もあるギタースタンド、ご自分の環境や用途に合った物を選びたい所ですが中々…そこで簡単に早見表を作ってみました。

三脚式ハンガータイプ複数用スタンド吊り下げ式
サイズ標準的標準的少し大きい小さい
対応機種変形は置きづらい何にでも対応!変形は置きづらい何にでも対応!
カラー展開カラー展開もありあまりないあまりないあまりない
ホールド力標準的しっかりホールド標準的標準的
価格帯780円〜2480円〜4580〜850円〜

三脚式

リハーサルスタジオやライブハウスでよく見かける、一番スタンダードなギタースタンドだと思います。
置き方もシンプルでスタンド上部のUの字部分でネック裏を支えて、下側の土台にギターのおしり部分が乗る形になります。
ホールド感も程よくあり、ギターやスタンドにうっかりぶつかっても結構耐えます。
価格帯にも幅はございますが、手に取りやすい価格の折りたたみ式スタンドが多数販売されておりますので、とりあえず迷ったらこいつ!と言っても過言ではないです。

使用しない時は折りたたんでコンパクトに収納する事が可能ですので、一つ持っておけば心強い存在になりますね!
また野外ライブなどでギタースタンドが用意されていない場合がありますが、コンパクトに運搬の可能なこいつ一台あればどうにかなります笑

ただ注意したいのが、ギターやベースにもよりますがこの三脚式に置けないギター等もあります。
フライングVなどの変形ギター/ベース ヘッドレスモデルなどは少し置きづらいor置けないかもしれません。

ですがそんなデメリットがあったとしても
価格、入手性、汎用性などは一番高いスタンドでは無いかと個人的に思います!

ハンガータイプ

ハンガータイプは土台自体は三脚式と同じなのですが、こちらはヘッドをスタンド上部に引っ掛けて使用するタイプになります。
ヘッドを引っ掛けて保持する事は自重でギターやベースが下方向に引っ張られる形になりますので、ネックの反り対策に良いと言われています。
長期的にスタンドに置いておくのであればハンガータイプはとても理想ですね!

また変形ギターなど三脚式に置くのが難しい形のギターでも使用することが出来ますので、全国の変形ギター/ベース好きの皆様に是非ともおすすめしたいスタンドになります!!

注意したい点は、ヘッド部分だけで支えてギターやベースは宙ぶらりんの状態になります。
スタンドやギター等が揺れると、ガンガンとスタンドにぶつかったりしてボディーに傷が入ってしまったりしますので注意して使用しなければなりません。

複数用ギタースタンド

複数置きタイプは、ギターやベースの本数が多い…でも何個も個別にスタンドを用意するのはちょっと….
という方におすすめで、まとめて置いておけるのが最大のメリットかなと思います。
本棚の様にギター/ベースを置けて、少し斜めに立て掛けていくスタイルになります。
スタンド自体にも重量感がある物が多く、安定した保管が可能になります。
製品にもよりますが一つ一つ区切りがついているので綺麗に置くことが出来ます。

注意したい点としては、これまた製品によりますが区切りの感覚が狭くて、取り出したり、立て掛けたりする際に他のギター/ベースとぶつけてしまう可能性があります。
ゆっくり慎重に置けばなんてこと無いのですが、弾いている最中に宅配便や来客がありすぐにギター/ベースを置かなければ!!という時にやってしまいがちなので気をつけたいポイントです。

吊り下げ式

壁などに壁掛け専用のスタンドを固定して、そこにギター/ベースを吊るすスタイルになるのが吊り下げ式になります。
壁に吊り下げている状態なので部屋などのスペースをあまり取らずたくさんのギター/ベースを保管することが可能です。
また吊り下げ式は何と言っても…かっこいい!!
楽器店様などに行くとズラーーっと壁に掛かったギターなどは非常に圧巻でかっこいい!!
家や自室の壁にお気に入りのギターを壁に掛けるだけで非常におしゃれな空間になること間違いなし!!

ただこちらの吊り下げ式は設置が少し難しく、壁に穴を開けて取り付ける方法が多いです。
持ち家等でしたらまだしも、賃貸ですと中々難しい所があります。
またこちらはハンガータイプ同様、ホールドされている部分がヘッド部分だけになりますので、地震等々でめちゃくちゃ揺れます。

ギタースタンドの正しい使用方法

ギタースタンドはとても便利で無いと困る大切なアイテムですが、ギタースタンドを正しく使わないと大切なギター/ベースを傷つけたり、最悪の場合リペアで入院なんてことにもなりかねません….

結論から申しますと、しばらく弾かないならケースにしまっておきましょう!!

季節や湿度にも注意して

ギターやベースは木で出来ていますので季節や湿度によってコンディションが大きく変わります。
スタンドに載せっぱなしで保管していると、気候や湿度によってネックの反りや金属パーツ、電装部品に悪影響な場合があります。

湿度が高いor低い時や長期的に弾かない場合は,湿度調整剤と共にギターケースに閉まっておくのが安全です。
あくまでもギタースタンドは、ギターを弾く際に使用するスタンドとして考えたほうが良いです。

湿度調整剤で最近お気に入りなのがGRECO(グレコ)さんのDRY CREW
他のバリエーションで香りが付いているタイプもあったりします。

ラッカー塗装への影響と対策

ギタースタンドにギターを置く際に傷がつかないようにウレタン系の柔らかい素材がクッション代わりに使用されている物が多いです。スタンドにそういう工夫がされていればちょっと乱雑に置いても傷が付かないのでありがたいです!!

しかしこのウレタン系がラッカー塗装やネックなどにあまり優しくなく、長期的にスタンドにギターやベースを置いておくと、最悪の場合塗装がスタンドにくっついて剥がれてしまったり、ネックとウレタンがくっついてネック裏にウレタンが付着して取れない!! なんてこともあります。

実際僕も何度か体験して、あまり長い時間スタンドに置かない、スタンドに下記のギタースタンド用ブラという物をはめて使用しています!!
お値段も超お手頃なので一つ持っておけばかなり安心です!!

安定性を確保するためのポイント

結論から言いますと、ギタースタンドはあくまでも一時的に”置く場所”という風に考えた方がいいです。
スタンドに置いておけばすぐに手に取る事が出来る事はメリットですし、ギター/ベースが上手になる一番の近道だと思いますが安全に保管できるかと言われるとそうではありません。

しかし、スタンドに置いて置きたいという気持ちめちゃくちゃわかります…いちいち出したりしまったりするのも正直めんどくさいですよね…
そこで気を付けたいポイントといたしましては

  • 折り畳み式やハンガー式のスタンドはしっかりとスタンドの足が地面に設置しているか確認する
  • スタンド部分の各パーツにグラつきや組み立て不慮が無いか
  • 複数掛けタイプの場合、置くギターやベースのサイズ感に気を付けえて取り出しの際に不慮の事故に気を付ける
  • 壁掛けは壁側にも負担が掛かるので設置場所に気を付けえる。
  • 長期的にスタンドに置きっぱなしにしていると、ギターの塗装やネックに悪影響が出る可能性がある
  • 埃や湿気に晒されるので使用する機会が少ないギターはケースにしまって保管する

以上が個人的に気を付けた方がいいポイントだと思います!!

おすすめのギタースタンド!!

KIKUTANI ( キクタニ ) / GS-101B ギタースタンド

リーズナブル、シンプルな構造、軽くて折り畳み可能
という色んな方々の希望や用途にばちこんとハマるKIKUTANI(キクタニ)さんの三脚式ギタースタンド!!

基本的なシェイプのギター/ベースならほぼほぼ対応可能で、スタンド選びに悩んだらこれ!
個人的な問題なのですが、僕の手持ちのギター/ベースはすべてフレットラップというミュートバンドを付けていて吊り下げ式などが使いずらいのでこの三脚タイプを選択しています。

スペック
・ スタンド高さ: 62cm~70cm
・ ネック部分幅: 8cm
・ ネック部分奥行: 7cm
・ ボディー部幅: 16.5cm
・ ボディ奥行: 15cm

HERCULES STANDS ( ハーキュレススタンド ) / GS414B PLUS ギタースタンド

三脚タイプのハンガータイプのギタースタンドで有名なのがHERCULES ( ハーキュレス )
昔は結構高いイメージがありましたがかなりお手頃な価格になり、手に取りやすくなりました。

HERCULES ( ハーキュレス )さんはキーボードスタンド等などギタースタンド以外でも信頼性の高いスタンドを販売しており、ハンガータイプの中でもかなりおすすめです。

このスタンドには AGS(オートグラブシステム)という機能を搭載しており、ギター/ベースの重量でヘッドをつかむアーム部分が掛けたと同時上がり、ヘッドを保持してくれます。
片手でもラクラクでスタンドに掛ける事が出来ますので非常に便利な機能です。

またスタンドの足部分にゴムが巻いてあり、ハンガータイプ特有のぶら下げたらボディーがスタンドに当たって傷が…という事を防いでくれます!!
ネックのコンディション保持にも一役買ってくれている頼りになるスタンドです!!

スペック
・対応ナット幅:28mm~52mm
・高さ:95-115cm
・折り畳み時サイズ: 710 x 155mm
・ベース半径: 310mm
・横幅: 約54cm
・奥行: 約46cm
・許容荷重:15kg
・重量: 1.9kg

HERCULES STANDS ( ハーキュレススタンド ) / GS523B

ハンガータイプに引き続き、HERCULES ( ハーキュレス )さんがまたまた登場です!!

こちらの3本掛けタイプは幅感が結構絶妙に設定されており、僕個人が使った感想といたしましてはアコースティックギター(ドレッドノート)でしたら3本、エレキギターですと4本ぐらいが丁度いいかなと思いました。
もっと詰めて感覚を狭くすれば6本ほどいけそうですが、上記でも書いた複数置きのデメリットでもあるギター/ベースを取り出す際にギチギチだと他のギター/ベースにぶつかってしまうという事が起きてしまいますのでここは置きたい本数やボディーシェイプをよく吟味して使用しましょう!

複数のギタースタンドを使用するより複数置きが出来るこちらの製品でしたら、限られたお部屋のスペースを有効活用することが出来ますので、スタンドに立てかけておきたいギターが多い方は是非ともご検討ください!!

・横幅:約62cm
・高さ:約70cm
・奥行:約50cm
三本タイプ(詰めれば4本でもいける)

ちなみに5本掛けもございますので更に本数が多い方はこちらもおすすめ!!

KIKUTANI ( キクタニ ) / GH-525

またまたKIKUTANI ( キクタニ )様ですが、こちらは壁などに取り付けて使用する吊り下げ式。

取付用スクリューも付属しておりますので、届いてすぐに取り付ける事が可能です!
安心と信頼のKIKUTANI ( キクタニ )様製品ですので、しっかりとギター/ベースをホールドしてくれます。
お家のスペースに限りがある方でも壁にギターを掛けることが出来ればスペース確保にも役に立ちますし、何より壁掛けはめちゃかっこいいです! インテリアとしても一役買ってくれております!!

・アルミダイキャスト製ベースプレート
・ブラック
・付属品: 取付ネジ(M5、長さ32mm)
・対応ナット幅: 52mm クラシックギターまで対応

まとめ

如何でしたでしょうか?
便利そうなギタースタンドも実は一長一短があります…が!!!

正しく使うことが出来ればとっても便利なアイテムです
自分の用途や手持ちのギター/ベースに合った最高のスタンドを見つけて、素敵で快適なギター/ベースライフを楽しんじゃいましょう!!

では!!


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