アクティブピックアップの基本と魅力を徹底解説!!

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ギター機材

エレキギターのピックアップは大きくざっくり分けると2種類に分類されて、パッシブピックアップアクティブピックアップに分けられます。
更に平たく言うと、電池使うピックアップ電池使うピックアップかという分類です。

僕個人としては電池を使うピックアップ、いわゆるアクティブピックアップが大好きなので所持しているギターやベースはほぼアクティブピックアップを搭載しています。

そんなアクティブピックアップ大好き人間によるアクティブピックアップの基本と魅力を徹底解説!した記事になります!

アクティブピックアップって何?そんなにええの?みたいな方々寄っといでー!!


アクティブピックアップの基本概念

アクティブピックアップとパッシブピックアップの大きな違いは、電池が必要かどうかとプリアンプを内蔵しているか、という事が一番の大きなポイントです。

有名はアクティブピックアップですと EMG(イーエムジー)社のピックアップがあります。
ピックアップ自体のパワーはパッシブピックアップに比べて入力信号が小さく、少なく入力された電気信号を内蔵のプリアンプで増幅して出力するものがアクティブピックアップです。


90年代のヘヴィーメタルブーム時より様々なギタリストに愛用されており、有名所ですと
Zakk Wylde(ザック・ワイルド)やJames Hetfield(ジェームズ・ヘットフィールド)など、メタルギタリストから愛用されてきました。

EMGはアクティブピックアップの定番中の定番で、僕が初めて買ったアクティブピックアップでした。
ほぼヘヴィーメタルしか演奏しない僕にとってはこれはマストアイテムの一つです!

アクティブピックアップの魅力

アクティブピックアップを使用する一番の魅力は限りなく少ないノイズとクリアなサウンド、そして絶妙にコンプレッションされたドライブサウンドが魅力的です。

特にハイゲインサウンドで演奏する際はローノイズで分離の良い音を出す事が出来るので、最近ですとポップスを演奏する方でもEMG等のアクティブピックアップをチョイスしている事を多く見かけます。
ヘヴィーメタルですと、歯切れのいいバッキングは勿論、ソロ等でも音の伸びや絶妙なコンプレッションのおかげで更にテクニカルでクールな演奏が可能です!!

またクリーンで弾く場合も、ローノイズな特性がしっかりと生きており、空間系エフェクト等との相性も抜群です。ジャズギタリストがアクティブピックアップを搭載したギターで演奏。。。というのも結構当たり前に見かけるようになりました。

アクティブピックアップでの注意点

先にも書きましたがアクティブピックアップは電池を使用しますので、電池切れの心配があります。
使用する電池は9V電池が多く、中には単三電池を使用できるモデルもあります。

ライブ中などに電池切れを起こして音が鳴らなくなってしまう。。。。なんてトラブルが起きないようにライブ前などに電池交換や残量確認は必ずしましょう!

強弱などのニュアンスを付けにくい

これは結構個人的な感想なのですが、パッシブピックアップに比べて演奏表現を若干つけにくい気がします。
ここは強く弾いて、ここは弱く弾いて、、、みたいなシーンですとアクティブピックアップ特有のコンプレッションで平たく潰されているのでピッキングニュアンスの細部までを表現するのは少し苦手な所があります。

プリアンプが必要

これも先に書きましたがギターやベースでアクティブピックアップを使用する場合プリアンプと呼ばれる回路が必要になってきます。
そのためギター/ベース本体の配線が複雑になり、万が一プリアンプ部分が故障した場合、それなりの修理代と時間が掛かる可能性があります。
またギター/ベースにそのプリアンプ回路を搭載するためのスペースが必要になってきますので、最初からどちらも搭載されているギター/ベースなら良いのですが、ピックアップの載せ替えなどでプリアンプ回路も追加するというパターンですと回路が本体に収まらず追加でザグリを入れてスペースを確保しないといけない可能性もあります。

おすすめのアクティブピックアップ

アクティブピックアップも各社様々な製品を発売しており、一口にアクティブピックアップと言ってもいかなり仕様や音の傾向が違ってきます!
代表的で個人的におすすめのピックアップをいくつかご紹介したいと思います。
機種によっては一部はんだ付け不要なモデルも存在しておりますので
「このギター/ベースのPUアクティブピックアップにしたいけどはんだ付けが苦手・・・」
という方でも簡単にできちゃうかもしれません!

EMG81/85

アクティブピックアップ=EMGとイメージされる方も多いのではないでしょうか?
こちらのEMG 81/85はまさにEMG王道の組み合わせでEMGを搭載するならおすすめの組み合わせです!
フロントに85、リアに81を搭載するのが鉄板な組み合わせですが、フロント/リア両方85,81というのも実はおすすめです!

EMG85は力強い低域とファットな高域を持つサウンドは、リードピックアップとして最適。ブルースからエクストリーム・メタルまで幅広いジャンルに対応します。

EMG81はセラミックマグネットとパワフルなコイルデザインにより、太いサウンドと素早いアタックを提供します。密度の高いミックスの中でも抜けの良いリードトーンを出力することができます。

こちらはベース用で、Jピックアップは、特徴的なジャズベーストーンを提供しつつ、カスタムデザインによって、よりモダンなサウンドを提供します。ラディアスド・セラミック・バーマグネットによりノイズの少ない、高い出力をもたらすことが可能となり、フレットテッド、フレットレスベースのどちらを使用しても信じられないほど素晴らしいサウンドがGETできます!!

またこちらで紹介しているEMGのピックアップは接続が全てソケットになっており、はんだ付け不要で交換が可能です!

FISHMAN ( フィッシュマン ) / Fluence Modern Humbucker

FISHMAN ( フィッシュマン )といえばエレアコ用のピックアップなどで超有名なメーカー様ですが
エレキギター用のアクティブピックアップも販売しております!
それがこのFluence Modern Humbucker

フロント側がAlnico リア側がCeramic となっており、なんとこのピックアップはコイルレスなのです!
通常ピックアップは中に銅線をぐるぐると巻いてそのいるのですが、その銅線がありません。
故にコイルから発生するノイズを一切受けないので、かなーりノイズレスなピックアップになっております。

近年のヘヴィーメタルシーンではこのFluence Modern Humbuckerを搭載したギターを使用しているギタリストが増えており、プログレッシブメタルバンドで有名なAnimals As Leaders
トーシン・アバシ (Tosin Abasi)氏もこちらのピックアップをチョイスしております。
というかシグネチャーモデルが販売しております。

音の傾向としてはフロント/リア共に非常にタイトでローミッドも十分に出ており、ハイ部分も主張しすぎず適度なコンプレッション感があり非常に気持ちのいい音です。
ローフレットの低い音もしっかり太い出音で、まさに現代的なメタル(Djent)をするならこいつで決まり!と個人的に思っております。

ベース用も販売しており、こちらもローノイズでローからハイまでしっかりとコンプレッションが効いており、タイトな演奏が求めらるシーンで大活躍間違い無しのピックアップです!!

SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / AHB-1 Blackouts Set Black

ピックアップで有名なSEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) 様が販売しているアクティブピックアップ、AHB-1 Blackouts

個人的に結構好きで、音の傾向としてはノイズレス、タイトなレスポンスとアクティブピックアップに求める性能は勿論、パンチのあるパワーが気持ちいい!
クリーンなアンプのセッティングにしても若干歪むぐらいパワー感があります笑

まとめ

如何でしたでしょうか?
ローノイズでハイゲインにばっちり! もちろんクリーンサウンドも任せとけ! と懐の深いアクティブピックアップ!
まだ体験していない方は是非ともこの記事を参考にお試しください!
はんだ付け不要な機種もございますので、試すハードルが低くなっているのもうれしいポイントですね!

ではまた!!

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